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Ep.635 Oracleの“GPUレンタル”は儲かるのか──内部データが示すAIインフラの現実(2025年10月16日配信)
今回のテーマは、OracleがNVIDIA搭載サーバーを貸し出す“AIクラウド”の中身です。The Informationが入手した内部データによれば、OracleのGPUレンタル事業は直近四半期で約9億ドルの売上に対し、粗利益が約1.25億ドル、粗利率はおよそ14%にとどまったといいます。記事を受けて株価は軟調に推移し、同様の数値を引用する後追い報道も相次ぎました。
採算を圧迫しているのは“最新世代の初期導入負担”です。報道ベースでは、Blackwell世代の貸し出しでは四半期で約1億ドルの赤字に陥った局面もあったとされます。最先端GPUの確保・据え付け・冷却・電力・減価償却が前倒しで乗る一方、顧客課金は利用立ち上がりに時差が出やすい――AIインフラならではのキャッシュフロー構造が数字に表れた形です。
一方で、スケールの絵柄は大きい。OracleはNVIDIAと組んでGB200 NVL72やH200の超大規模クラスターを“受注生産”の勢いで拡張中で、最大13万GPU級のスケールアウトをうたいます。ここが立ち上がるとリソース稼働率の改善や運用の学習効果でマージンが上がる――これが強気派の見立てです。実際、アナリスト筋からは「初期のAI粗利は薄くて当然、規模化で25%水準へ」との評価も出ています。…
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