
Saito Kohei and the Apocalypse of Global Capitalism
元ネタ https://youtu.be/iHTckjCFCU4?si=vpVRFLSi5s-sKhS1
異常気象はもはや「異常」ではなくなり、戦争は終わる気配を見せず、世界は分断を深めています。数年前まで盛んに語られていたSDGsや「持続可能な未来」という言葉も、最近では以前ほど力強く響かなくなりました。
東京大学大学院准教授であり、マルクス研究で国際的な評価を受ける斎藤幸平氏。その最新刊『人新世の黙示録』で語られるのは、「文明の終わり」という刺激的なテーマです。
もちろん、人類滅亡の予言ではありません。
私たちが戦後三十年以上にわたり当然のように信じてきた、「経済は成長し続ける」「市場が社会を豊かにする」という文明の前提が、限界に達しつつあるという問題提起です。
私には、この本は未来を予言する書物というより、「すでに始まってしまった変化」を確認するための一冊のように思えました。
2020年、『人新世の「資本論」』が出版された頃、世界はパンデミックの真っただ中にありました。
当時はまだ、危機を契機として社会を変えられるという期待がありました。
「脱成長」や「コモン(共有財)」といった考え方にも、多くの共感が集まり、「資本主義を少し修正すれば未来は変えられる」という空気が確かに存在していたのです。
しかし、その後の五年間はどうだったでしょうか。…
The skinny
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